ステロイド剤
食べる=常に危険に曝されている私達の体は
とっても賢いので、
外界から異物が、体内に侵入すると
パトロール隊が、すぐさま攻撃をかけ
異物をやっつけてくれます。
これが、免疫と呼ばれ、
免疫の80%は腸にあると言われます。
なぜ？腸に集中しているのか？
それは、外界からの異物を
侵入させない為...
口はただの入口で、
食べたものは、
腸で分解され、吸収されるので
腸で異物をブロックしないと
異物が血液に侵入しちゃうと
大変だからです！
異物の侵入を許さないよう
80%もの免疫が
腸でパトロールしてくれている理由です(^-^)
アトピーやじんましんなど、
一見、皮膚の病気と
思ってしまいがちですが
腸が異物をブロック出来なくて
異物を侵入させてしまったことによる
炎症反応なんです。
だから、腸の健康なくして
炎症は治まらないってこと...
ステロイド剤が怖い薬だと
言われるのは
本来は、消炎剤と呼ばれ
免疫が、侵入した異物と
戦っている状態の時
活性酸素が大量に放出され
細胞を酸化させて
異物をやっつけようと
戦っている時、
痛みや赤み、痒みなどの
症状がでます。
ここで、消炎剤のステロイドを使うと
一瞬で、酸化反応を食い止めるので
奇跡の薬のように感じます
しかし、この消炎剤、
元々は、重度の火傷で命が危ない時や
蜂に刺されて、
ショック状態で呼吸が止まった時など
救命医療の現場で
威力を発揮していた医薬品...
それが、いつの頃からか
慢性疾患に使われる様になった事で
医原病で悩む人達が増加してしまいました。
使いはじめは
組織の炎症を取る
正義の味方のように
善玉として働くステロイド剤...
これが、ある時期をきっかけに
組織を破壊する
恐怖の薬に
変身してしまいます(>_<)
ステロイド剤は
コレステロールと同じ
脂質成分なので
徐々に体に蓄積され
↓
酸化コレステロールに変身
↓
周辺の組織を酸化
↓
新たな皮膚炎が起きる
↓
体内酸化がさらに進む
↓
組織破壊がどんどん進行
↓
炎症悪化の一途をたどる
今日は、ここまで...(^_^;)
色々頑張っているのに変われなくて
悲しい思いをしている方へ
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